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カテゴリ:統計  

  • イラン人の集中している地域 (南カリフォルニア編)
    [ 2007-08-29 22:16 ]
  • 州別のイラン人口 in USA
    [ 2006-04-11 21:28 ]
  • アメリカのイラン人像 (2)
    [ 2005-12-10 11:19 ]
  • アメリカのイラン人像 (1)
    [ 2005-12-10 09:52 ]

イラン人の集中している地域 (南カリフォルニア編)  

2007年 08月 29日

イスラム革命後、イラン史上最も多くのイラン人が自国を捨て外国に移住していますが、その中でも断トツに多い移住先がここアメリカ合衆国です。

だいたい2,000,000のイラン系アメリカ人が住んでいて、その中でも大多数がカリフォルニア(700,000)なんだそうです。その次がワシントンDCの100,000ということです。(注:これらの数字には2世も含まれているようです。)

そのカリフォルニアの中でも南カリフォルニアに圧倒的に集中しています。
そして、その数の多さからロスアンジェルスは彼らの間では「テヘランジェルス」とも呼ばれてます。

カリフォルニアでイラン人のコミュニティーというと、まず真っ先に挙げられるのがUCLA大学のあるウエストウッドです。ここにはペルシャンレストランを初め色んなイラン関係の店が沢山並んでいて「リトルテヘラン」とも呼ばれているイラン人町です。サンタモニカ、ビバリーヒルズの近くで周りに高層ビルも多いモダンな素敵な地域です。

そしてカリフォルニアの高級住宅地として有名なビバリーヒルズに相当な数のイラン人が住んでますが、そのほとんどがユダヤ系です。市長に今年イラン生まれのユダヤ系イラン人が就任しましたが、毎年イランのお正月には、ここの市長がテレビでお祝いを述べるのが恒例になっています。

それ以外のユダヤ系のイラン人が住んでいるのが、ロスの北西にあるエンシーノという場所です。ユダヤ教のテンプルやヒブル語の看板などが沢山目に付く圧倒的なユダヤ人の居住地域です。ここは、ガソリン代や物の値段、アパートのレント代などが周りと比べると安いです。

ところで、出身国が同じ移民者は自然と同じ地域に集まりますが、その中でも民族ごとにどうも固まる傾向にあるようです。
それが顕著なのが、アルメニア系とユダヤ系です。(ちなみに、アゼリトルコ系だけが集まっている地域は全く無いです。)

アルメニア系イラン人が固まって住んでいるのがアルメニア系が多く住む地域で有名なグレンデールというロスから少し北に行ったところです。イラン以外ではロシアから沢山のアルメニア系がやはりこの地域に移住してます。私はここで、いつもイランの食料品や果物などを買います。

その他のイラン人が住んでいるのが、エンシーノより更に西に位置する場所にあるウッドランドヒルズです。白人も程よく混ざってますがイラン人がやっぱり多いです。義姉達もここに住んでますが、彼女の娘の通った高校でも、かなりの数のイラン系の生徒がいたそうです。

これらは全てロスより北側にあるロサンゼルス郡内に位置してます。

それ以外では、オレンジカウンティという郡にも大きなイラン人コミュニティーがあると聞いています。ここはロスから南の地域です。公立の学校のレベルも上で治安も良いし綺麗な場所で、しかもロス程混み合っていないので子供を育てるには適した良い環境なのではないかと思います。そのオレンジカウンティーの中でもアーバインにイラン人が多いそうです。家の値段は全体的にロスよりもっと高いと言われています。
本当に綺麗で広々とした新興地で、住んでみたいなあと思う良い所です。ちょっと前に紹介したニューポートビーチから近いです。また南カリフォルニアで一番美味しいと沢山のイラン人達から聞かれるペルジャンレストランのダリアもこの近辺にあります。

ところで、このアーバイン市やイラン人町のウエストウッド近隣には、実は日本人コミュニティーが存在していて、イラン人と日本人は結構同じ地域に住んでいるご近所同士なんです。そしてアーバインにはハイテク産業が多く進出していて、第二のシリコンバレーと注目されていて、日本からも多くの企業が進出しているんだそうです。詳しくはこちらをどうぞ。

(参考:アメリカの特に大都市などでは、家の値段が地域によってはっきり分かれているので、同じ様な収入や階級の人達が似た様な所に住んでいます。当然家の値段が高い地域は景色や空気が綺麗な場所で、そこには金持ちや裕福な人達が住み、治安も良く公立の教育のレベルも高いです。このように地域ごとに住人の人種や出身国、また階級などがはっきりして、かなりの偏りが生じているのが実態です。)

by japonikk-la | 2007-08-29 22:16 | 統計

州別のイラン人口 in USA  

2006年 04月 11日

 これは2003年のアメリカ国勢調査の結果で、アメリカに住んでいるイラン系アメリカ人の数です。全体では330,000人と発表しているますが、イラン人のパスポート情報から判断すると実は900,000人はいると言われてますので正確性についてはすこし疑問です。
 どうしてこんなに誤差がでるのかといえば、どうも質問事項の仕方に問題があって人種という質問欄にはイラン人という選択欄は無いので、アジアの一部としてイラン人と明記する人もいるけれども、それ以外では彼らは白人と自分達を見なすので、そこにチェックを入れる人が多いからで、それで正確なイラン人数を把握できないという事情があるからの様です。
 まあ、どちらにしても多少の目安にはなるのではという事で載せました。
 意外なのがワシントンDCがカリフォルニアに次いで2番目に大きなイラン人コミュニティーだと聞いているのに、このデータは随分違うので少し驚いてます。これについてはまた調べてみたいなと思います。
 

by japonikk-la | 2006-04-11 21:28 | 統計

アメリカのイラン人像 (2)  

2005年 12月 10日

 アメリカのイラン人の数は1980年の121,000人から1990年には800,000人から1,100,000人にも増えているそうです。やはり1979年の革命後かなりのイラン人が国外に移住しているのですが、どんな国に渡っているのか、これが1996年のデータです。今と比べると多少違うかもしれませんが圧倒的にアメリカが多いのが分かります。


 イランは革命前はかなり豊かな国であったそうで、1977年には諸外国に留学していたイラン人学生は227,497人もいて、その数は世界で最も多かったというのからも伺えます。そして1979年までにはアメリカだけで、51,310人のイラン人が大学に留学していたそうです。そしてその留学生の殆どが革命後イランに帰らずここアメリカに留まったということです。またその人達がイランの身内にも永住権をとってあげて続々とイランから連れて来ているそうです。

 1990年のデータですが84%のイラン人移民は英語が流暢にしゃべれるということでこれもここアメリカで成功する要因になっている事は確かだと思います。
 そしてイラン人移民の特徴はイラン人社会だけのみの付き合いに閉ざされる事無く、とてもフレンドリーで、親切で礼儀があり、異文化に溶け込もうという姿勢も大きいそうです。
 そしてモスリムの中でも最も柔軟で偏見のないオープンな見方、考え方を持っているそうです。特に祖国でイスラムという名の下でかなりの圧迫を受けて人々が生活しているのを見聞きしているせいかますます宗教に対しては遠ざかっている傾向がある様にも感じます。
 夫も自分をイスラム教徒という枠に入れずに自分はシンプルに「Think Good, Say Good, Act Good」を信じるだけで充分と言い、それはゾロアスター教の教えから来ているそうで彼はそのロゴのペンダントを身につけてます。偶然彼のいとこもやはり同じものをしていたんですが本来のイラン人の信じていたものに帰る傾向があるではと思ってしまいます。皮肉にも今の現体制がイラン人のイスラム教離れを促している様に私には感じたりもします。

 とにかくアメリカの中でもここカリフォルニアにイラン人が最も多く住んでいて、その次がアメリカの首都のワシントンDCだそうです。あと近年、アトランタも割とよく聞きます。

by japonikk-la | 2005-12-10 11:19 | 統計

アメリカのイラン人像 (1)  

2005年 12月 10日

 ここロサンジェルスはテヘランジェルスといわれるほどにイラン人が多く住んでます。そして驚くのはかなり裕福な生活をしているのです。(ちなみにうちは例外ですのであしからず)
ベンツ、BMWやポルシェなどの高級車に乗り、ほとんどが自分の家を所有し、しかも値段の高い地域に集中して住んでます。例えばウエスト・ウッド(UCLAの近辺)やオレンジ・カウンティー(ロスより1時間程南)、高級住宅地で有名なビバリー・ヒルズには34,000世帯中6,000世帯がイラン人だそうです。
 
 とにかくなぜこんなにアメリカに移民したイラン人が裕福であるかが以下です。(ちなみにカリフォルニアだけでなく全米のイラン人像です)
 
 イラン人特に1979年のイラン革命後にアメリカに移住して来た人達は経済的な理由ではなく、社会的、宗教的、そして政治的理由なので、まずかなりの高学歴の人達か、またはかなりの金持ちがここに移住しているからです。
 
 ですからこのアメリカに移民している中でイラン人移民が最も高い学歴の保持者だそうです。ちょっと前になりますが1990年のデータで見ると46%のイラン人移民は大卒以上の学歴です。大学院、博士号などを持った人もかなり多いです。
そして当然高学歴になればつく職業も医者、弁護士、エンジニア、建築士などの収入が多い知的職業になるので当然平均年収もアメリカの平均よりも20%も上だそうです。
 それから、もともとお金を持って移民して来たイラン人(ユダヤ系イラン人)は不動産に投資して財産を増やしていると思います。またイラン人は人に使われて働くよりもビジネスの才能に長けている人が多い様で自分で事業をおこしているというのもこちらで裕福な大きな理由でもあります。なんといってもここアメリカはビジネスオウナーにはかなり優遇した法律があり促進している国なのですから。
 アメリカのネット上のオークションサイトとして有名な大会社、eBayはイラン人の若者Pierre Omidyarが考えたアイディアの会社というのは有名です。彼はアメリカの40歳以下の実業家の中で2番目に金持ちな人物だそうです。
 また雇用主でなく、会社で働いている人達もその頭角をめきめきと表し、かなりがマネージャークラスや管理職などにのし上がっています。イラン人の優秀さが徐々に知られて来ているのか、一流企業でもイラン人の名前が履歴書にのっているだけで採用要因になるというのも本当かどうか聞いた事があります。

 そして教育界では500人程のイラン人教授がアメリカのトップクラスの大学で教鞭をとっています。

 ちなみにかなり楽をして良い暮らしをしているなどとは思わないで下さい。たとえもともとかなりの学歴があったと言いますが、このアメリカでやって行く為には医師、弁護士、建築士にしろすべてアメリカで通用する為の免許を受け直さなくてはいけなかったりと皆努力して今ある生活を得ているのですから。

by japonikk-la | 2005-12-10 09:52 | 統計