イラン事情
2008年 07月 27日
1) 外国人、特にヨーロッパなどからの白人のビジネスマンがよく目に付いたとの事ですが、実際のところ本当に以前より増えているのでしょうか。
2) イランというと真っ先に石油産出国というのが来ますが、天然ガスの資源も豊富な国で世界第二位の大きさのガス田があり、その埋蔵量もロシアに次いでだそうですが、その天然ガスを使った車が普及されているとのことです。
天然ガスが燃料の車は環境にも優しく、しかも豊富にあればそれを利用しない手は無いでしょうが、先進国でもないイランでしかも石油も他国と比べたら困らないのにと思うのですが、すでに一般化されているというのがすごいなあと驚きました。
ただ、天然ガス車は、環境に良いというのとガソリンより33%も安いという利点がありますが、マイナス面は車のコストが従来のものよりまだ割高で、補給場所が限られている、またその構造上トランクのスペースが狭いなどがあげられるそうですが、石油高騰の今、今後、天然ガスの重要性は益々増すと思いますので、資源の豊富なイランはやっぱり手強い国だと思います。
3) 以前、アメリカがイラクに侵攻した直後に犬を連れたアメリカ兵士達がイラク市民の家にどかどか入っていき、ひんしゅくを買ったりしたのを覚えていますが、イスラム教徒には犬は汚れた動物として扱われています。その犬をペットして飼うイラン人が増えているそうです。現実として犬好きの妻を持つ夫の兄の所でもなんと7匹もいるそうです。
これも、イラン国民の政府への反発の現れと同時に、イラン人は外国人が思っているほど信仰深くないのも少し垣間見れるのではないのでしょうか。
まあ、それにしても一体7匹もの犬をどうやって散歩に連れて行っているのか、とても気になるところです。