ペルシャ書道(1)
2009年 01月 04日
書道は最高のイスラム芸術の一つと見なされているそうで、イランでもやはり高く評価され人々に愛されているそうです。書体には数種類の違ったスタイルがあってその規則にのっとって書かれるようです。
書かれる内容はアラビア文字の書体によるコランの内容であったり、ことわざや詩の一節などです。夫はひいお祖父さんが書道家だったので、やっぱり血筋なのかどうか伯父さん達もなかなかの腕前のようです。
この写真は、14世紀頃にイランで生まれた書体(ペルシャ語)で、上が〈ナスタリック〉で、下が〈シェキャステ・ナスタリック〉というスタイルで書かれたように見えます。
これは、人生をキャラバンに喩えて、進んでいる時はゆっくりのようでも、振り返ってみるとあっという間に過ぎてしまうものだ。だからその時その時をしっかり楽しまなければつまらないではないかというような大変意味深いものです。
まさにこの言葉のように、長いように感じる人生も思い返せば本当にあっという間だったのを実感する今日この頃です。だからこそ無駄にする事なく有意義に過ごしたいと改めて新年にあたって心します。
どうぞ、2009年が健康で幸せな素晴らしい一年になることをお祈りします。