サンディエゴとロスの間に位置するアーバインという町にその
Wholesome Choiceがあります。
知らない人が中に入ると、一見普通の米系高級スーパーマーケットという感じですが、品揃えを見ればオーナーはイラン人と一目瞭然です。
ベイカリー売り場には、サンギャク(イランのパンの一つ)がその場で焼かれていたり、惣菜のコーナーは、ゴルメサブジ(イランの代表的なシチュー)はじめペルシャ料理のメニューが一通り揃ってます。コツレット(日本のコロッケに似たもの)もアシェレシテ(麺入りの香菜スープ)ももちろんあります。値段もお手頃でその上、味はレストランと同等ぐらい美味しいです。
そして、ペイストリーでは、米系のケーキ屋さんでは売っていない色んな種類のルーレット(日本のロールケーキと同じもの)が目をひき、それ以外にもバミエ、ナッツ類、バカラバとバラエティーが豊富です。
バスタニー(イランのアイスクリーム)も数種類のブランドから選べ、しかも値段がロスより安く羨ましいかぎりです。
その他には音楽CD、銀製品も少し、そして近日あるカムラン&フーマンとエビーのコンサートの宣伝のバナーまでもが。極めつけはキャッシャーが皆イラン人です。
とにかく、その規模の大きさとイラン関連の商品数の多さには驚きますが、それだけイラン人が沢山住んでいるんだなと改めて思いました。
ただ、我が家からは少し遠すぎてそちらに行く用事がある時しか寄れないのが残念です。
写真はまだ湯気が出ていた出来立てのホヤホヤで買ってきた
サンギャク(石の上で焼くパン)です。長さが80センチ近くあり、噛みごたえがしっかりしているので食べごたえもあるナン(ペルシャ語でパンという意味)です。
後で、これをはさみで10センチくらいの幅に切って保存しました。